小説

「夏」 環

ジーゥジーゥジーゥ… 鼓膜に蝉の便りが届く。額から発生した大量の雫が、一部は眼球に、その他は眉間、頰、口を通って地面へと向かってゆく。 不快だ… 意識は朦朧していると言っても遜色ない。いまの「不快だ…」も口から発生したのか、はたまた脳内で喚いて…

「無題」 タピ吸い 

こんにちは、趣味でタピ吸いを嗜む者です。第n-1次タピオカブームと第n次タピオカブームの合間でその魅力に取り憑かれ、にもかかわらず、世間の波に追いつかれ追い越された結果、ただのミーハーな奴認定を受けるに堕した悲しき生命体。それが私たちでありま…

発足のお知らせ

代表の「賢」より、ご挨拶申し上げます。

例 未完の小説の紹介

送っていただいた小説はこのように紹介したいのですがよろしいですか?